コラム

2023/04/13

Made to last 丈夫で耐久性のあるつくり

私たちFACTORYブランドが目指したのは、「Made to last」という考え。
丈夫で耐久性のあるつくりを意味します。
丈夫で耐久性のあるつくりの生地とは、着込むほど身体に馴染み、革やデニムのように経年変化を味わえる生地のこと。
またふっくらとした独特の風合いは、吊り編み機の生地を使用しているから。
吊り編み生地は長年の工夫と改善を積み重ねた、独自の編み生地になります。
一般的な編み生地とは違い、手編みのように一段一段編んでいくので、柔らかくて丈夫で耐久性のあるつくりの生地である
『made to last』の独自の生地が出来上がります。

 

私たちFACTORYブランドがmade to lastを目指したわけとは?

Made to lastをかたちに

Made to lastをコンセプトにしたFACTORYブランドの誕生秘話

 

では“Made to lastの魅力”をじっくりと掘り下げていきます!

Made to lastの考え方とは

衣食住のうちの「食」は私たちの生活には欠かせない生きるため必要な食事。皆さんは口にする食べものには比較的こだわりがあるのではないでしょうか?健康のために無農薬野菜を選んでみたり、美味しいと噂のラーメン屋さんに並んでみたり、と。
私たちFACTORYブランドもお客様にとって選ばれる価値のある「衣」でありたい。という思いから始まりました。安価なものを沢山買っては処分する。この循環は地球環境にも良いわけがありません。
生地工場発のブランドとして「製品の品質の高さ」「環境への負荷を可能な限り減らす」ことに確固たる信念を持ち、私たちは価値のある「衣」を『Made to last』と位置付けました。それは、丈夫で耐久性のあるつくりの生地を使うこと、環境に配慮していること。
地球があってこそ私たちが生きているからです。
それには原料からこだわる必要がありました。土に還ることができる天然素材です。
その天然素材を使用すること、吊り編み機を使うことは、環境負荷を低減するには必須の条件です。
これによって素材から最終製品までとことん追求。
こうして丈夫で耐久性のあるつくり『Made to last』を語る生地は工場発のブランドとしての確固たる信念のもと生まれました。
そしていち早くお客様に纏っていただきたい生地になりました。

Made to lastをかたちに

生地の製造に対しての高い技術力、実績がある私たちは、私たちが誇りを持って提供できるMade to lastの生地をついにFACTORYブランドとしてかたちにすることを決意しました。

地球環境への負荷に低減をしつつ、繊維産業の厳しい状況の中で、どのように考えて行動すればいいのか?
模索する中、2017年には、創業当初から思い描いていた環境に優しい工場の建設が本格的にスタートしました。
2019年には和歌山県岩出市に工場アイガットを移設しました。またカットソーの原点である吊り編み機は昭和50年代から少しずつ日本の各地から集め保有していきました。吊り編み機は現在では新しく造ることができない機械なため、小さな部品の一つ一つも貴重な財産となっています。そしてこの吊り編み機こそMade to lastをかたちにする上でなくてはならないものなのです。
時の経過とともに、生地が着用する人のボディの体形に変化する生地へ、まさに経年変化を楽しむこと、そしてその為には丈夫で耐久性のあるつくりであること。この生地を生み出すためには吊り編み機が最良であると考えました。
最終目標である『Made to last』。
私たちFACTORYブランドとして『Made to last』をかたちにすることが実現したのは工場の設立からは10年の時を経ていました。
そして創業当初から自社販売を思い描いていた夢がかたちにできた瞬間でした。

 

Made to lastをコンセプトにしたブランドの誕生

こうして『Made to last』の考え方をコンセプトにした生産工場発ブランドが誕生しました。
丸編み機の原点『吊り』が生み出す丈夫で耐久性のある究極の生地は、匠の職人が積み重ねた技術によって、唯一無二のブランドとして商品化しました。 吊り編みの特性を生かした丈夫で耐久性のあるつくりと環境負荷の低減をルールとし、製品まで国内一貫生産している和歌山で唯一のFACTORYブランドです。
ブランドとして吊り編み機は、現在の主流である高速機の約30分の1の電力で生産でき、温室効果ガスの削減にも貢献できています。
そして「製品の品質の高さ」「環境への負荷を可能な限り減らす」ことに確固たる信念を持ちつづけ、 伝統の機械と機械に携わる職人の技術がうまく融合し、歴史に裏付けされた独特の 風合いと品格をもった、『Made to last』という究極の一枚が誕生しました。

Made to last~私たちの生活を向上させるデザイン~

職人による技術と商品開発に対する確固たる考えを持って生まれた工場発信の生地は、紡績、企画、編立て、デザイン、縫製まで、一貫し国内で行っています。
熟年の匠の技術と新しい企画やこだわりのデザインを組み合わせ、最高品質の製品をつくっています。
私たちは、これからの未来に寄り添うべく、真のニーズに応えるため、素晴らしい品質と耐久性に優れた製品が実現させ、新製品を発売していきます

5R,吊り編み素材 | Five Rules

あわせて読みたい記事はこちら

[2023/06/16]
コラム

植物由来の生地ヘンプの優れた耐久性

[2024/10/11]
コラム

肌に悩みのある方へのインタビュー#1

[2024/07/30]
ピックアップアイテム

今年の暑い夏に心地よく過ごせるワンマイルウェア